平安Sの穴馬探し

「平安S」の
穴馬探しをお届けします。

平安Sは
5月21日(土)に
行われるダート重賞。

いつもは京都コースで
行われている重賞ですが、
今年も昨年に続いて
中京コースで行われます。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】中京施行だった昨年の上位好走馬の共通項

→中京で行われた
昨年の平安Sは
上位人気3頭での
平穏な決着でしたが、
1番人気を裏切っての
2着アメリカンシードは
ともかくとして、残りの
2頭には「共通項」が
ありました。

下記を診てください。

1着 オーヴェルニュ
→前々走(1月)中京重賞で1着
→前走4角4番手
→関西トップジョッキーが騎乗
→父サンデー系

3着 マルシュロレーヌ
→前走(3月)川崎重賞で1着
→前走4角3番手
→関西トップジョッキーが騎乗
→父サンデー系

つまり…その年の
「左回り」ダート重賞で
好走し、しかも前走では
先行策を施され、今回は
関西のトップジョッキーが
騎乗して勝負気配も高いと
思えた父サンデー系の馬が、
中京施行の、昨年のこの
レースで快走しました。

直近で示した左回り適性、
先行力、当レース向きの
サンデー筋、鞍上起用などが
キモとなった感の昨年の
結果だったワケです。

ちなみに
昨年の4着・5着には
2ケタ人気馬が飛び込んで
きましたが、その2頭も
父サンデー系でした

【ポイント2】中京施行だった昨年は最終調教「好伸び」馬が上位独占

→タイトルどおり。
最終調教の終い1ハロンが
12.2秒以内だった馬が
4着まで独占しています。

1着馬 終い12.2秒 Cウッド
2着馬 終い11.7秒 Cウッド
3着馬 終い12.2秒 坂路
4着馬 終い12.2秒 Cウッド

逆に、終い1ハロンが
12.3秒以上かかった
10頭はオール5着以下に
終わりました

【ポイント3】ダート1900m超のスペシャリスト狙いがベスト?

→距離が1900mに
延長された2013年以降の
当レースでは毎年、
「ダート1900m超での
好走実積がある馬」が
数多く好走しています

実際に
2013年以降の当レースで
馬券圏に走った全27頭の、
当レースを迎えるまでの
「ダート1900m超」での
戦績を診てください。

13年1着馬 3.2.0.1
13年2着馬 2.1.0.1
13年3着馬 0.0.0.2(←4着2回)
14年1着馬 0.0.0.1(←5着)
14年2着馬 0.1.1.0
14年3着馬 1.0.0.2
15年1着馬 0.0.0.0
15年2着馬 2.0.0.1
15年3着馬 1.0.0.3
16年1着馬 1.1.1.1
16年2着馬 2.2.1.2
16年3着馬 3.3.0.4
17年1着馬 4.0.0.0
17年2着馬 4.4.1.6
17年3着馬 4.0.2.13
18年1着馬 0.0.0.0
18年2着馬 1.1.0.0
18年3着馬 0.0.0.0
19年1着馬 2.0.1.0
19年2着馬 3.0.0.5
19年3着馬 2.2.0.0
20年1着馬 4.3.1.0
20年2着馬 0.0.0.0
20年3着馬 1.1.1.3
21年1着馬 0.0.0.0
21年2着馬 1.0.0.0
21年3着馬 1.0.0.0

このように各馬とも
本当に見事な成績です。
上記27頭中20頭が
「ダート1900m超」で
連対経験があった馬。

当レースで
「ダート1900m超での
実績が活きている」事が
よく分かります。

ダート戦における
1900m超のレース=
長距離カテゴリーの
「特殊条件」ですが、
特殊条件レースでは
スペシャリストが
好走しやすい競馬の
「セオリー」が、
当レースにおいても
例外ではないワケです。

昨年と今年は舞台が
京都から中京に替わって
いますが、昨年も同様の
傾向が出ましたので
今年も引き続き留意します