「オークス」の
穴馬探しをお届けします。
オークスは
5月22日(日)に
東京マイルで行われる、
3歳牝馬限定のG1です。
さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。
【ポイント1】近年の「大穴馬」の共通項とは? |
→2018年までは
1~3着まで比較的平穏な
決着が続いていましたが
近3年は、下記のように
2ケタ人気の「大穴馬」が
2着3着に激走中です。
19年2着 カレンブーケド-ル 12番人気
20年3着 ウインマイティー 13番人気
21年3着 ハギノピリナ 16番人気
この大穴馬3頭には
以下4つの「共通項」が
ありました。
◆前走で
「桜花賞ではないレース」に
出走して1着だった
◆前走では1~3番人気の
「上位人気馬」だった
◆近2走とも
4角地点で3番手より
「後ろ」の位置にいた
◆ここまでの出走キャリアは
6走以内
カレンブーケド-ル・
ウインマイティー・
ハギノピリナは
いずれも、上記4点に
該当していたのです。
つまり…
前走で「非G1」とはいえ
一応は人気に推されていた
ほどの実力は秘めており
しかもそこできっちりと
勝ちきってきた。
さらに(今回のオークスに
おいては不利となる)前に
行きすぎた競馬を近走で
しておらず、ここまでの
出走キャリアも程々の馬が
近3年で大穴を提供中…と
いうワケです。
今年、この5条件に
パーフェクト該当する
穴候補がいるかいないか?
それを見繕うのも、
穴探しの作業として
有用かもしれません
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【ポイント2】キンカメ産駒に鬼門のレース |
→近10年の種牡馬別の
成績を診てください。
ゴールドシップ 複勝率100% 1.0.1.0
エピファネイア 複勝率50% 1.0.0.1
スクリーンヒーロー複勝率33% 0.1.0.2
ディープ 複勝率29% 4.5.3.29
ル-ラ-シップ 複勝率17% 0.1.0.5
キズナ 複勝率17% 0.0.1.5
ハ-ビンジャー 複勝率17% 0.1.0.5
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ステイゴールド 複勝率14% 0.0.1.6
ハ-ツクライ 複勝率11% 1.0.1.17
キングカメハメハ 複勝率 8% 0.1.0.11
ステイゴールド、
ハ-ツクライ、
キングカメハメハ。
オークスでは
この主要種牡馬トリオの
産駒が不振です。
特にキンカメ産駒は
複勝率10%にも届かず。
唯一2着に好走したのも
2番人気の馬でした。
(16年チェッキーノ)
オークスで好走するために
求められる素養と、各馬が
備えている素養が微妙に
ズレているのでしょう。
今年はステイゴールド、
ハ-ツクライの産駒は
出走しませんが
キングカメハメハ産駒は
有力馬が出走予定です
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【ポイント3】キャリア7走超の馬はかなり厳しい |
→近10年の
出走レース数別の成績を
診てください。
3走以下 複勝率17% 2.0.1.15
4走 複勝率28% 3.4.3.26
5走 複勝率29% 3.6.3.29
6走 複勝率11% 2.0.2.34
7走超 複勝率 2% 0.0.1.44
このように7走を
超えるとアベレージが
一気に急落。明らかに
「キャリアが極端に多い
馬は苦戦」の傾向です。
キャリアが極端に多い=
すでに「上積み」にも
乏しいですから、各馬が
伸び盛り状態で出てくる
このレースではさすがに
厳しくなるのでしょう。
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