「紫苑S」の
穴馬探しをお届けします。
いよいよ、次週から
秋の中山競馬が開幕。
紫苑Sは、開幕日の
9月10日（土）に
中山芝2000mで
行われる秋華賞TR。
1～3着馬に
秋華賞の優先出走権が
与えられます。
土曜施行の一戦ですので
さっそく、紫苑Sの
ポイントをお伝えします。
なお、当レースは
2016年から「重賞」に
格上げされています。
【ポイント1】
|
→重賞格上げ後、
近6年の当レースで
好走した18頭には
共通項があります。
前走で…
◆距離2000m超を走った
◆洋芝コースを走り、連対した
18頭中15頭が
上記どちらかに
該当しているのです。
つまり、前走で
1800m以下を走った
「短めの距離に志向が
あるような馬」では
厳しいレース、という
こと。
但し
要スタミナの洋芝で
連対したような馬なら
（1800m出走でも）
OKということ。
重賞格上げ前は、
どちらにも該当しない馬が
バンバン走っていました。
しかし、重賞格上げ後は
様変わりしています。
勿論、オークス以来の
休明けで出走してくる
馬の好走が増えたことも
一因ですが、ともあれ
重賞格上げでレースの
中身がいっそうシビアに
なったことで当傾向が
キモになったのでは…
とも診ています。
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【ポイント2】関西馬＋関東騎手のコンビが穴の狙い目？ |
→重賞格上げ後、
近6年の当レースで
6番人気以下で3着以内に
好走した「穴の関西馬?
下記3頭ですが、全馬が
地元関東所属の騎手との
コンビでした。
18年3着ランドネ 7人気 関西馬 吉田隼
19年2着フェアリーポルカ 6人気 関西馬 三浦
21年3着ミスフィガロ 12人気 関西馬 津村
これが「人気馬」だと
関西から騎手が
帯同してきた馬が
走っているのですが、
穴馬の場合は違います。
この中山2000mを
乗り馴れている地元の
騎手が配された方が
「穴」が出ている、と
いうことになります。
穴狙いの方は一考を。
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【ポイント3】ここ3年は「キングマンボ」が妙味提供中 |
→ここ3年間の
好走馬9頭の血統を
診てください。
19年1着 父キングマンボ系 2番人気
19年2着 父キングマンボ系 6番人気
19年3着
20年1着
20年2着 父キングマンボ系 10番人気
20年3着
21年1着
21年2着
21年3着 母父キングマンボ系 13番人気
このように
9頭のうち4頭が
「父または母父が
キングマンボ系」。
かなりの高頻度です。
しかも凄いのは、
この3年それぞれの
「最も人気薄で
馬券に絡んだ馬」が、
すべて、父or母父が
キングマンボ系の
馬だったのです。
19年の2着馬、
20年の2着馬、
21年の3着馬。
キングマンボ＝
高速時計の野芝に
非常に強い筋。
野芝オンリーかつ
開幕日に施行される
当レース。速い馬場で
行われるコトが多い
ですから、このような
「高速芝にめっぽう強い
キングマンボ筋の馬が
よく激走する」傾向が
現れているのでしょう。
当レースに「妙味」を
運んできているのは
キングマンボです。
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【ポイント4】内枠に1着ナシ |
→タイトルどおり。
当項目は「コース」に
関連したデータゆえ
重賞格上げ前も含めた
近10年（新潟施行の
14年は除く）の成績で
診ます。
近10年の枠別成績を
診てください。
1・2枠 複勝率14％ 0.3.2.32
3・4枠 複勝率18％ 2.2.3.33
5・6枠 複勝率23％ 3.3.3.31
7・8枠 複勝率18％ 5.2.2.42
このように1・2枠が
一度も勝っていません。
馬券絡みも5頭のみ。
「内有利」とは
とても言えない状況です。
秋の中山の開幕週は
最近、芝が内＆前有利に
あまり作られないこと、
外からマクリあう展開も
多いレースであること。
そんな状況が重なり、
このような枠傾向が
現れているのでしょう。
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