【ポイント1】とにかく荒れる |
→牝馬同士のレース。
しかもハンデ戦。
しかも、これが
重要なコトですが
ヴィクトリアマイルの
すぐ後に行われるため
とにかく出走メンバーの
レベルが低調。
つまりマ-メイドS=
「荒れる要素」満載の
レースなのです。
ですから、荒れます。
昨年もきっちり荒れて
10→5→6番人気の
穴馬ワンツースリー。
近10年の人気別の
成績を診てください。
1・2番人気 複勝率35% 2.3.2.13
3・4番人気 複勝率15% 1.0.2.17
5・6番人気 複勝率30% 1.1.4.14
7~10番人気 複勝率33% 6.5.2.27
11番人気以下 複勝率 2% 0.1.0.46
近10年の3着以内の
好走馬30頭中、なんと
13頭が7~10番人気!
こんな重賞は、他には
なかなかありません。
とにかく荒れる重賞です。
とはいえ、上記のように
11番人気以下の馬は
全く好走していません。
10番人気以内の馬で
目一杯荒れているレース。
それがマ-メイドS。
今年も、穴を積極的に
狙いたいと思っています。
【ポイント2】軽ハンデ馬の「激走」に要注意 |
→最近は「ハンデが
効かないハンデ戦」が
かなり増えていますが
マ-メイドSは違います。
軽ハンデ馬が、本当に
よく走るのが特徴の
レースです。
当レースは2006年から
ハンデ戦になりましたが
それ以降、51キロ以下の
軽ハンデ馬が、14頭も
馬券圏に好走しています。
近2年続けて50キロの
馬が勝っていますし
昨年は50・51キロの
軽量馬ワンツーでした。
ドングリの背比べ的な
低調メンバー戦ゆえ、
下級条件で好走してきた
ばかりの軽ハンデ馬、
あるいは前走のオーブンで
凡走した軽ハンデ馬が、
その軽ハンデを活かして
好走するケースが多いと
いうことなのでしょう。
【ポイント3】下克上レース |
→近10年の出走馬の
前走「グレード」別の
成績を診てください。
GI 複勝率17% 0.0.2.10
G2 複勝率50% 0.0.2.2
G3 複勝率13% 0.2.2.26
オープン 複勝率26% 2.2.1.14
3勝クラス 複勝率20% 7.3.2.48
2勝クラス 複勝率24% 1.3.1.16
このように、前走で
条件クラスを使ってきた
馬のアベレージが良好。
近10年でなんと8勝!
馬券圏好走30頭のうち
じつに半数以上の17頭が
前走で条件クラスを
使ってきた馬なのです!
こんな重賞、他では
まずお目にかかれません。
近況の格下級のレースで
好走してきた「勢い」を
もって臨んでくる馬でも
狙えるレースと言えます。