「フェアリーS」の穴馬探しをお届けします。
フェアリーSは
3日間開催の最終日・
1月10日(月祝)に
中山芝1600mで
行われる、
3歳牝馬限定の
G3重賞です。
早速、フェアリーSの
レース傾向を幾つか
お伝えしましょう。
なお、昨年は
会員様に推奨した
「推奨馬」の
ホウオウイクセルが
8番人気2着に快走。
一応の「結果」が
出ましたので
今年も、昨年までの
当欄で用いた内容を
引き続き使いつつ、
話を進めていきます。
【ポイント1】ミスプロが「穴」をつれてくるレース |
→近年の当レースの
重要なポイントです。
近7年の当レースで
「6番人気以下」の
人気薄で馬券圏に
好走した穴馬11頭の
血統を診てください。
15年1着 ノットフォーマル 父○ 11番人気
15年2着 ローデッド 8番人気
16年2着 ダイワドレッサー 母父○ 10番人気
16年3着 ダイワダッチェス 父○ 7番人気
17年1着 ライジングリーズン 母父○ 10番人気
17年3着 モリトシラユリ 7番人気
18年2着 スカーレットカラー 母父○ 6番人気
18年3着 レッドベルロズ 母父○ 7番人気
20年2着 チェーンオブラブ 母父○ 7番人気
21年1着 ホウオウイクセル 父○ 8番人気
21年3着 べッラノーヴァ 6番人気
○=ミスプロ系。
上記のように11頭のうち
8頭に○印が付きました。
このように
フェアリ-Sは
「父または母父が
ミスプロ系の馬」が
穴をたくさんあける
レースなのです。
フェアリーSは、
今の時期の3歳牝馬に
とってはタフな流れ&
舞台での一戦。
そんな厳しいレースで
好走するためには、
一定のスピードと共に、
それを維持する礎となる
パワーが必要。
たとえば
ダートの前傾ラップでも
平気で走れるような
「パワー」要素が有効に
なってきます。
ゆえに、まさにそんな
レースに強いパワー筋の
ミスプロの血を太めに
持っている馬が、やや
力で劣っていても
好走できている…という
ことなのでしょう。
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【ポイント2】中2週以下の馬がほとんど走っていない |
→近10年の全出走馬の、
前走からの「間隔」別の
成績を診てください。
中2週以下 複勝率 4% 1.0.0.25
中3週以上 複勝率22% 9.10.10.105
このように中2週以下の
馬はほとんど全滅状態。
何かと難しい若い牝馬に
よる、年末年始を挟んだ
変則日程下で行われる
レースですから、間隔が
詰まった馬ではなかなか
ベストの調整が難しい…
というコトなのでしょう。
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【ポイント3】前走ダート出走馬はほとんど走っていない |
→近10年の全出走馬の、
前走の「芝ダート」別の
成績を診てください。
前走ダート 複勝率 7% 0.0.1.13
前走芝 複勝率20% 10.10.9.117
このように前走ダートの
馬はほとんど全滅状態。
昨年も3頭が出走して
オール馬券圏外でした。
この時期に、いきなり
路線変更してくるような
馬ではなかなか苦しい
当レースです。
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