中日新聞杯の穴馬探し

「中日新聞杯」の穴馬探しをお届けします。

中日新聞杯は
12月11日(土)に
中京芝2000mで行われる
ハンデのG3重賞です。

土曜施行の一戦ですので
さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

なお、中日新聞杯は
2017年からこの週に
移行されたレース。

よって2016年以前の
レースデータを用いて
話を進めることは
できません。

したがいまして今回は、
2017~2020年の
4年間の当レースの
結果から、ポイントを
お伝えしていきます。

【ポイント1】「関東の特定厩舎」の勝負気配に要注意!

→近4年の当レースに
出走した「関東馬」15頭の
全成績を診てください。

◆戸田厩舎
17年1着(2番人気)
18年5着(3番人気)
19年2着(3番人気)

◆上原厩舎
17年4着(9番人気)
18年2着(12番人気)
19年4着(10番人気)

◆その他の関東厩舎
17年6着(3番人気)堀厩舎
19年5着(5番人気)堀厩舎
18年6着(6番人気)牧厩舎
19年7着(6番人気)高木厩舎
19年12着(4番人気)勢司厩舎
20年5着(3番人気)田村厩舎
20年7着(4番人気)堀厩舎
21年17着(13番人気)国枝厩舎
21年18着(15番人気)高木厩舎

上記のように、とにかく
戸田厩舎・上原厩舎の
好調ぶりが目につきます。

何せ両厩舎の出走6頭が
すべて掲示板に載って
いるのです。まるで
両厩舎が「このレースを
狙っている」かのよう。

上原厩舎にいたっては
9・12・10番人気で
4・2・4着です!
見事の一語でしょう。

関東馬でありながら、
あえて関西の、しかも
ウラ開催ハンデG3の
ここに使いにくる=
それだけ勝負気配が
高いという事なのかも
しれません。

そんな思惑の中で
しっかり「結果」を
出している両厩舎の馬が
出走してきた場合は
要マークと言えましょう。

【ポイント2】5歳以上の馬がほとんど好走していない

→近4年の当レースの
馬齢別の成績を診て
ください。5・6歳馬が
全然好走していません。

3歳  複勝率40% 1.1.0.3
4歳  複勝率35% 3.2.3.15
5歳  複勝率 5% 0.0.1.20
6歳超 複勝率 6% 0.1.0.16

説明不要でしょう。
5歳以上の馬が大不振。

この時期の5・6歳と
いえば、ほとんど
6・7歳のようなもの。
しかも、ウラ開催の
ハンデG3の当レースに
出走する5歳以上の馬=
力の天井が見えた馬が
大半です。

それに対して当レース出走の
3・4歳馬=目下勢いは
あるものの賞金的にやや
足らないため、ここへ
回ってくるパターンが多め。

当レースの場合は、
馬齢の違いだけではなく、
そんな「状況」の違いも
世代別の成績の違いに
繋がっているのではと
診ています。

5歳以上の馬の評価は
少し下げておきたい
レースと言えます。