「京都記念」の
穴馬探しをお届けします。

西日本主場の開催は
次週から阪神に
移ります。
天皇賞・春まで
12週連続の開催。

京都記念は、
その開幕週の
2月13日(日)に
行われる、伝統の
古馬G2重賞です。

今年も昨年同様、
阪神の2200mで
行れます。

早速、阪神施行の
京都記念で大切な
ポイントを
お伝えしましょう。

【ポイント1】阪神施行だった昨年の好走馬に「共通項」アリ

→阪神で行なわれた
昨年は、断然人気の
ラヴズオンリーユーが
人気に応えました。

ラヴズオンリーユーは
さすがに能力の高さで
このレースを勝った、と
いうコトでしょう。

ですので、ココでは
阪神で行われた昨年の
2・3着馬に注目します。

昨年の2・3着馬には
2つの「共通項」が
ありました。

下記を診てください。

2着 ステイフーリッシュ
★母父キングカメハメハ
★AJCC 2着あり

3着 ダンビュライト
★父父キングカメハメハ
★AJCC 1着あり

共通項は2つ。
1つめは、組成内に
キングカメハメハの
血が配されているコト。

さすがは総合力勝負の
阪神芝2200m。

スタミナ、パワー、
そしてスピードを
バランス良く供給する
キングカメハメハの
血が活きるのでしょう。

もう1つは、AJCCで
連対実績があった
ことです。
(当レースを
迎える前の時点で)

昨年の当レース予想時、
私は「阪神施行となる
今年の京都記念では、
小回りコースの
芝2200m(非根幹距離)での
好走実績がポイントに
なりそう」と記しました。

結果はその通り。
小回りコース中山での
芝2200m戦=AJCCで
連対実績を持つ2頭が
2着・3着に
飛び込んだのです。

やはり小回りコースでの
非根幹距離2200m戦は
独特で、各々に関連性も
あるという事なのでしょう。

ちなみに、昨年の
出走全馬の中で
この「2項目」を
満たしていた馬は
3頭だけ。

そのうちの2頭が
2着・3着に
走ったのでした。

今年も
キンカメの血を持ち、
しかも阪神・新潟の
「内回り」や
中山コースなど、
いわゆる小回り場での
芝2200mで連対実績が
ある馬はマークします。

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【ポイント2】ディープ産駒、オルフェーヴル産駒は一枚割引?

→2020・2021年の
阪神芝2200mにおける
主要種牡馬の産駒成績を
診てください。

ジャスタウェイ   複勝率67% 0.0.4.2
ゴールドシップ   複勝率57% 2.0.2.3
キングカメハメハ  複勝率39% 2.4.1.11
キズナ       複勝率38% 5.2.1.13
ディープインパクト 複勝率27% 5.7.4.43
ル-ラ-シップ   複勝率23% 1.1.4.20
ハ-ビンジャー   複勝率22% 0.1.1.7
オルフェーヴル   複勝率15% 1.0.1.11

ディープ産駒の
複勝率が30%を
切っている舞台距離は
珍しく、ディープ産駒が
阪神2200mをあまり
得意としていない事が
窺えます。

阪神芝2200m=
パワーも必要な舞台。
ディープの「資質」と
逆の要素が求められる
ことが、このような
平凡な成績に繋がって
いるのでしょうか。

オルフェーヴル産駒は
さらに不振。この産駒は
パワー型というよりも
スタミナ寄りですから
阪神芝2200mの適性と
微妙に合っていないのだと
思います。

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【ポイント3】前走で日経新春杯・AJCCを使ってきた馬が苦戦中

→当項目は、開催場や
距離の変更と関連性が
薄いテーマですので
近10年のデータから
お伝えします。

近10年の前走別成績を
診てください。前走で
G1を使ってきた馬の
好走率が非常に高く
複勝率49%!

まずはシンプルに、
格が効くレースと
言えます。

GI      複勝率49% 5.5.7.18
AJCC    複勝率20% 1.1.1.12
日経新春杯   複勝率 0% 0.0.0.17
その他G2重賞 複勝率25% 0.1.1.6
中山金杯    複勝率25% 1.1.0.6
その他G3重賞 複勝率11% 1.0.0.8
オープン特別  複勝率10% 0.1.0.9
3勝クラス   複勝率 0% 0.0.0.4

逆に、前走で
日経新春杯やAJCCに
出走していた馬の成績が
良くありません。

年が明けてから重賞を
1つ使い、さらに間隔を
ほとんど空けずココに
転じてきた履歴の馬は
基本的に苦しいのです。

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