「サウジアラビアRC」の
穴馬探しをお届けします。
次週からJRAは
東京・阪神競馬に
舞台が移ります。
そして初週の
10月8日~10日は
土・日・月の
3日間開催です。
サウジアラビアRCは
土曜に東京で行われる
2歳のマイル重賞。
土曜施行の一戦ですので
さっそく、当レースの
ポイントを記します。
【ポイント1】「左回り連対実績」のある馬に注目 |
→各メディアでは
あまり紹介されていない
ポイントですが、
コレが密かに当レースの
キモと診ています。
まだ7年しか行われて
いないレースですが
当傾向は顕著に現れて
います。
過去7年の当レースで
馬券圏に好走した21頭の、
当レースを迎えるまでの
左回り成績を診てください。
15年1着馬 0.3.0.0 ▲
15年2着馬 1.0.0.0 ▲
15年3着馬 1.1.0.0 ▲
16年1着馬 1.0.1.0 ▲
16年2着馬 1.0.0.0 ▲
16年3着馬 1.0.0.0 ▲
17年1着馬 0.0.0.0
17年2着馬 1.0.0.0 ▲
17年3着馬 1.1.0.0 ▲
18年1着馬 1.0.0.0 ▲
18年2着馬 1.0.0.0 ▲
18年3着馬 1.0.0.0 ▲
19年1着馬 1.0.0.0 ▲
19年2着馬 0.0.0.0
19年3着馬 0.1.0.0 ▲
20年1着馬 0.0.0.0
20年2着馬 1.0.0.0 ▲
20年3着馬 0.0.0.1 ▲
21年1着馬 1.0.0.0 ▲
21年2着馬 1.0.0.0 ▲
21年3着馬 0.1.0.1 ▲
このように21頭のうち
18頭(▲印)が、
サウジアラビアロイヤルCを
迎える前に「左回りの
レースでの連対実績」が
あったのです。
本格的な左回りコース・
東京でのシビアな重賞。
ですから今回と同じ
左回りコースで最低でも
「連対」してきた実績が
(経験の浅い2歳馬が
走る当レースで)まずは
大切になるのでしょう。
また近年は左回り=
夏の東京・新潟で
行われている新馬戦の
メンバーレベルが
上がっている点も、
この傾向に繋がって
いるのかもしれません。
「左回り連対実績」の
ある馬は一律プラスで
診るのがちょうどいい
レースと言えます
【ポイント2】坂路調教組が勝てない |
→近7年の調教場所別の
成績を診てください。
坂路調教組が未勝利。
坂路 複勝率28% 0.4.4.21
ウッド・ポリ 複勝率31% 6.3.3.27
(もう1頭の1着馬はダート追い)
坂路追い切りだけでは
勝ち切れないような、
総合力が必要なレースと
いう事かもしれません。
【ポイント3】逃げた馬が苦戦中 |
→重賞格上げ後、7年の
当レースで「逃げた馬」は
下記のように全馬3着以下。
15年 クラウンスカイ 8着
16年 サクセスムーン 8着
17年 ハクサンフエロ 15着
18年 ト-ラスジェミニ 6着
19年 アプソルティスモ 3着
20年 ピンクカメハメハ 9着
21年 ロードリライアブル 5着
「開幕週」ですから
逃げ馬が残るイメージも
持ってしまいがちですが、
近年の秋の東京開幕週の
芝は差し仕様に整えられて
いるケースもかなり多く、
当レースにおいても逃げた
馬は連に残れていません。