オールカマーの穴馬探し

「オールカマー」の
穴馬探しをお届けします。

オールカマーは
9月25日(日)に
行われる伝統の
古馬G2重賞です。

今年は好メンバーが
揃いました。さっそく、
オールカマーで
勘案すべきポイントに
ついてお伝えします。

【ポイント1】
ステイゴールドと
トニービン

→タイトルどうり。
オールカマーでは
ステイゴールド系の馬、
トニービン持ちの馬が
よく好走しています。
下記を診てください。

12年 1着 ナカヤマナイト   ◇
12年 2着 ダイワファルコン  ◆
13年 1着 ヴェルデグリーン  ◆
15年 2着 ヌ-ヴォレコルト  ◆
16年 2着 サトノノブレス   ◆
16年 3着 ツクバアズマオー  ◇
18年 3着 ダンビュライト   ◆
19年 1着 スティッフェリオ  ◇
19年 2着 ミッキースワロー  ◆
19年 3着 グレイル      ◆
20年 3着 ステイフ-リッシュ ◇
21年 2着 ウインキートス   ◇

これは近10年の
オールカマ-で馬券圏に
好走した30頭のうち…

◆=組成内にトニービンの
血を持つ馬。
◇=父ステイゴールド系の
馬です。

このように
全30頭のうち12頭…
じつに好走馬の4割が
「該当馬」。

「内容」を鑑みると
かなりの高確率と
言っていいでしょう。

当レースはペースが
あまりユルまず、
しかも終盤で早めに
各馬が加速するため
けっこうシビアな
展開になりがち。

そして、いつも申して
いますようにそんな
タフな質のレースに
めっぽう強いのが、
スタミナ・パワーを
十二分に備えている
トニービンの血、
そして泥臭く頑張る
父ステイゴールドの
系統です。

ゆえに
両系統を備える馬が
オールカマ-で走って
いるのでしょう。
まずは各出走馬の
血統組成をチェックです

【ポイント2】
「格」が効くレース

→近10年の前走の
「レース格」別の
成績を診てください。
海外レースは除きます。

重賞   複勝率24% 9.9.7.78
重賞以外 複勝率 8% 0.0.2.22

このように前走で
「重賞以外」のレースを
使ってきた馬がサッパリ。
ここまで極端な差がつく
重賞もさすがに珍しい。

近年はメンバーレベルが
上がってきていますから、
前走で「重賞以外」を
使ってきた格下馬では
なかなか厳しいという
ことなのでしょう

【ポイント3】
前走同距離馬が
やたら強い

→近10年の前走からの
距離短縮・延長別の
成績を診てください。

前走から距離延長 複勝率17% 3.6.4.65
前走から距離短縮 複勝率21% 3.1.3.26
前走と同距離   複勝率50% 4.3.3.10

このように、今回と
同距離=2200mの
レースを前走で使って
いた馬が断然優勢。

上記【ポイント3】と
あわせて考えると、
「前走で2200mの
重賞を使った馬」が
断然優勢ということに
なるワケです。

ですので宝塚記念を
前走で使っていた馬の
成績が当然優秀です。
近10年で(4.3.2.4)、
なんと複勝率69%!