「函館スプリントS」の
穴馬探しをお届けします。
いよいよ、次週から
夏の北海道開催が
スタート。本格的な
夏競馬の到来です。
今年も『函館6週+
札幌7週』の日程。
函館スプリントSは
その開幕週メーンを飾る
スプリント重賞です。
さっそく当レースの
ポイントをお伝えします。
なお、昨年は
東京五輪2020の関係で
当レースは「札幌」で
行われました。
そのため下記データは
全て、昨年を除いた
2020年までの10年間で
お伝えしています。
【ポイント1】函館開催における調教の注意ポイント? |
→今年は通例日程どおり、
函館で行われる当レース。
そこで、下記を
診て頂きましょう。
函館 複勝率26% 65.64.62.554
美浦+栗東 複勝率 4% 0.2.0.43
これは、今年と同じ
夏競馬の日程で行われた
2020年の函館競馬の
序盤3週間(6月13日~
6月28日)の全出走馬に
おける、最終追い切りの
コース別・成績です。
このように、美浦や
栗東の東西トレセンで
最終追い切りを施した
うえで、函館競馬場へ
「直入(直前入厩)」の
形で運ばれて出走した馬が
ほとんど全滅なのです。
ここまで極端でなくても
例年のどの時期の
函館競馬でも「直入馬が
不振」のデータが現れる
コトが多い函館競馬。
内地のトレセンで
最終調教を施されてから
馬運車+フェリーに
かなり長時間乗って
函館に入り、ひと息つく
間もなくすぐレースに
出走するのですから
それは体力的にキツいに
決まっています。
ですから逆に、函館で
じっくり滞在したうえで
最終追い切りも函館で
施された馬のほうが断然、
好成績となっているのです。
函館スプリントSに限らず、
函館出走の全馬について、
まずは調教欄で当内容を
確認、該当馬の評価を
下げることが、函館の
レースを予想する作業の
1手目となります。
ちなみに、私は
函館における「直入馬=
問答無用でオール消し」を
長年貫いています。
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【ポイント2】距離短縮馬が異常なほど強い |
→2020年まで10年間の
前走距離別・戦績を
診てください。
前走から距離延長 複勝率15% 1.1.0.11
前走と同距離 複勝率16% 3.5.3.56
前走から距離短縮 複勝率30% 6.4.7.40
このように距離短縮馬が
断然強い。他区分とは
ダブルスコア状態です。
距離分以上のスタミナが
活きやすいのが洋芝の
スプリント戦。
そんな見方もできるかも
しれませんし、それ以前に
マイル路線から今の時期に
ローカル短距離に転じれば
そもそもの力的にも優位に
たてる、というなのかも
しれません。
ちなみに札幌で行われた
昨年の当レースは
1→10→3番人気の
ワンツースリーでしたが
その10番人気で2着に
激走した「穴馬」が
距離短縮馬でした。
同じ洋芝だからか
例年と同様の傾向が
現れて距離短縮馬が
穴を連れてきた、と
いうワケです。
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【ポイント3】3・4歳馬が異常なほど強い |
→2020年まで10年間の
馬齢別・戦績を診て
ください。
3歳 複勝率37% 2.3.2.12
4歳 複勝率43% 2.3.4.12
5歳 複勝率17% 4.1.2.35
6歳上 複勝率13% 2.3.2.48
このように3・4歳が
圧倒的に強い。5歳に
なると苦戦傾向です。
「出走数」は5歳以上が
圧倒的に多いのですが、
少数精鋭で臨んでくる
若い馬が毎年のように
結果を出している、と
いうことになります。
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