チャレンジCの穴馬探し

「チャレンジC」の穴馬探しをお届けします。

 

チャレンジCは12月4日(土)に阪神芝2000mで行われるG3重賞です。

 

秋・冬の阪神競馬は連続12週の開催。
今週は9週目です。芝の状態も気になります。

土曜施行の一戦ですのでさっそく、当レースのポイントをお伝えします。

 

なお、当レースは2011年まで秋に行われていましたが、2012年から12月開催となりました。また2012~2016年は12月開催「2週目」に施行されていましたが、2017年から1週前倒しになり現行の「開幕週」へ移行。

 

これにより当レースが有馬記念への「最後のステップレース」の役割も担う事になっています。

 

 

【ポイント1】「父キングマンボ系」天国?

→チャレンジCと同じ阪神内回りの2000mで先週行われた3クラで好走した9頭の「父」を診てください。

 

■=父が非サンデー系(キングマンボ系)
※=父が非サンデー系(その他)
□=父がサンデー系

土曜11R(京都2歳S)
1着 ■ リオンディーズ
2着 ※ アメリカンペイトリオット
3着 □ ハ-ツクライ

日曜3R(未勝利戦)
1着 ■ ルーラーシップ
2着 □ ハ-ツクライ
3着 ■ ルーラーシップ

日曜6R(新馬戦)
1着 ■ ドゥラメンテ
2着 ■ ラヴリーデイ
3着 ■ ドゥラメンテ

 

一目瞭然。このように■印=キングマンボ系の馬ばかりが、先週の阪神内回り2000m戦で好走していました。9頭中じつに6頭が該当。

 

それだけ、今の阪神がパワー馬場と化している分りやすい証、ということなのでしょう。

 

特に日曜の6Rはキングマンボ系のワンツースリーでしたし、重賞の京都2歳Sでは、「父サンデー系」の上位人気馬4頭が色々な事が起きたとはいえ3・5・8・9着に揃って敗れてしまいました。

 

今週から阪神の芝はBコースに替わりますが先週までの芝の荒れ方ならまさに焼け石に水で、この血統傾向もおそらく続くのでは…と診ます。

 

 

【ポイント2】3歳馬が異常に強い

→開催週が、現行の「開幕週」へ移行した近4年の当レースの馬齢別・成績を診て
ください。

3歳  複勝率63% 3.0.2.3
4歳  複勝率27% 1.1.2.11
5歳  複勝率22% 0.2.0.7
6歳超 複勝率 7% 0.1.0.14

このように3歳馬が年上の馬を圧倒しています。

 

しかも、3歳馬の「凡走」2頭のうち1頭は地方所属馬、1頭は2勝クラスから
格上挑戦した森厩舎の勝負気配ゼロの馬でしたから、実質的には(3.0.2.1)、
複勝率83%のようなもの。

チャレンジCに出てきた3歳馬は、ほぼ凡走していないのです。

 

大レースの狭間でどうしても古馬の層が薄くなりがちな時期に行われるレースですので、3歳馬の目下の勢いが通じやすい、というコトなのでしょう。

 

 

【ポイント3】「休明けではない馬」が穴をあけるレース

→近4年の当レースで、4番人気以下で馬券圏に好走した4頭のうち3頭が、中6週以内のローテで出走していた馬でした。

 

また、さらに遡って今のチャレンジCとまったく同時期の「12月の開幕週」に行われていた2014~2016年の金鯱賞を加えた近7年で診ると、さらに傾向が顕著。

 

4番人気以下で馬券圏に好走した10頭中9頭が、中6週以内のローテで出走していた馬でした。

14年2着 サトノノプレス(金鯱賞)中4週
15年1着 ミトラ    (金鯱賞)中2週
15年3着 サトノノブレス(金鯱賞)中3週
16年1着 ヤマカツエース(金鯱賞)中4週
16年2着 パドルウィ-ル(金鯱賞)中4週
16年3着 シュンドルボン(金鯱賞)中2週
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17年2着 デニムアンドルビー   中3週
18年2着 マウントゴールド    中6週
18年3着 ステイフ-リッシュ   中5週
19年2着 トリオンフ       4ケ月ぶり

 

このレースに休明けで出てくるような馬=冬の「端境期」にレースを幾つも使って
いこうという馬が多いですから、このレースに出る時点ではあまり仕上がっていないケースが多め。要は勝負気配が低めの馬が多いのです。

 

逆に、前走から短めの間隔で使われている馬はこの時期特有の太め残りの懸念がありません。そんな仕上がり面、気配面の差が当傾向に繋がっていると診ています。

 

 

【ポイント4】関東馬苦戦

→近4年の東西別成績を診てください。関東馬は連対ゼロ。複勝率でもダブルスコア。地元馬の厚い壁に台頭を阻まれています。

関東馬 複勝率10% 0.0.1.9
関西馬 複勝率31% 4.4.3.25

今年は関東馬が何頭か参戦する見込みですが、当欄は関西馬を推奨の予定です。

 

 

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